A bear café in a certain forest in Scandinavia.

北欧のとある森のクマのカフェ。

欧の森の中に、蜂蜜が大好きなクマが住んでいました。
クマの住む北欧では『　FIKA　』が人間にとって、とっても大切なライフスタイルでした。
動物の世界では、それはまだ知られていませんでした。

クマは、森の奥に出かけてFIKAの為のベリーを摘んで、蜂蜜がたっぷり入った飲み物や、蜂蜜をぞんぶんに味わうおやつを作って、ひとりでFIKAを楽しんでいました。
ある日、甘いにおいに誘われて、森の動物がクマの家にやってきました。

「とってもおいしそうだね。」
「うん。きみも一緒にFIKAをしていかないクマ？」
「いいね！ところでFIKAってなに？」
「人間の生活の一部クマよ。コーヒーやお茶を飲みながら、甘いおやつを食べて、のんびりして、本を読んだり、おしゃべりしたり、この時間を楽しむことクマよ。」
「わぁ、とっても素敵な時間の過ごし方だね。」
「これどうぞクマ。ハニーフレンチトーストクマよ。こうやって蜂蜜をかけて食べるクマ♪」
「わぁ！蜂の巣みたいな形してる！おいしいね！ありがとう♪」
「いっしょにFIKAしてくれてこちらこそありがとクマ♪♪」